top of page

これで「新しい名所とエクスペリエンスが作れる!」かも?

立命館大学の東山篤規教授が”股のぞき効果「光学的・身体的変換視野の効果」)”の研究で2016年のイグノーベル賞を受賞されました。おめでとうございます!! 研究によれば「股のぞき」によって視野と上体を逆さまにすると

●視野が平面的に見える

●遠くの物が小さく接近して見える ●風景の奥行感が不明瞭になる と、学術的な検証を除けば、こういうことになるそうです。

で・・・プランナーがこういうニュースに接すると、次に思いつくのは「この効果を最大限に利用してなんか面白いこと出来ないかな?」ということでございます。

調べてみると股のぞきで有名な「天橋立」ですが、これも明治時代の観光PRが起源ということ。 だったら今回を機会にもっとコレに適した風景があれば、もっと面白くなるのになと考えてしまうわけですね^^; で・・・ぼんやりと考えること数分、頭の中にある絶景を上下反転してイメージしてみましたが今ひとつピンとこない。思い出してみるとその行為で有名な「天橋立」させ、自分が現地でやってみたら「ふ~ん・・・」レベルだったんですよね。

で、もう少し理屈立てて考え始めると、ヒントはwikipediaの「股のぞき」のページにありました。 偶然か意図的かはわかりませんが事例の写真が曇りの日の写真なんですよね。 そう!風景の認識において我々は明るい部分を空(上)と認識してしまうんですね。だから「股のぞき」してても明るい部分を上とノーミソが補正をかけてくれるわけです。

思い出せばワタクシが天橋立で「股のぞき」した日もよく晴れていたので脳内補正がかかって「ふーん」だった気もしてきました。

そうであれば・・・・空(上)が暗くて地面(下)が明るい風景を選べばいいわけです。

つまり夜!夜景ですね!

夜景まで行き着いて上の3効果を改めて読んでも、夜景ならその効果が最大限に発揮されそうです。 もともと光の具合で正立していても似たような見え方をしていますから^^; ということで夜景写真を上下反転して、疑似「股のぞき」して見てみましょう^^;

【最初に上に視点を合わせて下さい】港、ベタ凪の海面に月が写ってるように

【最初に上に視点を合わせて下さい】手前のビルの違和感さえなければ湖に面した大都市に見える

ということで、 各地展望台の関係者の皆様!街興し関連の皆様! 『夜景股のぞき』を この際流行らせてみませんか??^^; (書いたそばから「デートスポットでそんなあられのない格好薦められるか!馬鹿!」って言われそうと思いました)

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
bottom of page